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最近読んでいる本など(2)

夏なのに…

夏なのに…

午後8時台に仕事が終わってしまう。

嬉しいけど、信じられない!

夏の到来を覚悟していただけに、

気が抜けちゃう。

去年の、

午前9時~夜中1時、で、

ほとんど御飯も食べれず、とか

いったいあの忙しさはなんだったんだろか?

そして、今年のこの状況の原因は、いったいなぜなんだろう?

もう、これは、完全に…

「斜陽」です!(爆笑)


いや~

おかげさまで、

こうやって、帰宅後ブログが書けます♪

お風呂で本も読めます。

浴槽に本を落とすこともありませーん( ̄ー ̄)


さて、

今日はまた、

最近読んでいる本のことなど♪

まずは、これ♪

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タイトルは「cosmic tree」

――「宇宙樹」(竹村真一著/慶応技術大学出版会)

どんな内容かというと…え~~と、

「人間と植物がともに花開くための新たな文明の尺度とは。人間と自然の共進化にむけて、世界各地に伝わる「宇宙樹」信仰を手がかりにして情報工学や環境学を語る、エッセイ風現代思想の本。」(「MARK」ブックマークより)

人と宇宙を繋ぐもの、宇宙の表れとしてみた場合の、木、森を語った思想論です。


日本人は、もともと桜の木を"神様が下りる場所"としてとらえていたんですね。

「サ」――穀神=田の神、

「クラ」――その座、山と里の間の休憩(トランジット)の場所

だからかな、

桜の花って日本人の象徴だなぁ、なんて感じます。

薄ピンクからわずかに紅色に染まるはなびらの色は、

もともとの日本人のつつましさ、というのか、

おもいやり、慈悲深い精神を感じます。。


さて、花見についての一節を少し長いですが、気になった部分を抜粋します。

 「だから花は、人間とこの世界をはぐくむエネルギーが一瞬美として可視化されるよりしろなのであり、豊かな実りを約束する宇宙的な便りでもあった。
満開の年には必ず豊作といわれ、「花占い」という考え方が成立しえたのも、この花の前兆としての性格によるものだ。
  小さな花の中に、目に見えない壮大な生命循環のリズムを観る―――その意味で「花」は本質的に宇宙的(コズミック)なメディアであり、その神をお迎えする、宇宙の霊力のおとずれに立ち会うというのが、単に景色として見るだけではない「花見」の原風景だった。

  さらに言えば、「花見」はもともと"花狩り"と呼ばれ、花の霊力を身にまとうというのが本来の意味。
だが、それはただ森林浴のように花の精髄(スピリット)を浴びる、人間が植物から力をもらう、といった一方的な考え方ではなさそうだ。
  というのも、「花見」はもともと人間が花を楽しむ以上に、人が花を楽しませ歓ばせるという、本質的にインタラクティヴな営みだったからだ。
  花(サクラ)は稲魂が降り立ち、宇宙の生命エネルギーがそこに充溢してくるあらわれなのだから、その華やいだ気配をさらに増幅してゆくことで、秋の実りもより豊かなものとなるだろう。
  そこで、皆こぞって山に入り、花のまわりで囃し立てて舞い踊る。その美しさにこと寄せた「歌」を詠み、若い男女は愛を交わし、いのちを孕むプロセスを擬態する特別な時空を演出する。

  結局、花はただ"見る"だけのものでも、その下で酒を飲むためだけのものでもない。
花を見ながら歌い踊るのは、もともと花のためでもあるのだ。
  こうして神を歓ばせる芸能的な営みを通じて、花の霊力をさらに鼓舞してゆくことで、
世界全体のエネルギーも豊かに増殖してゆく。
それは、この宇宙の大きな生命循環のプロセスに、人間もインタラクティヴに参加してゆく創造的な行為といえる。」

花や木と人間とは、インタラクティヴな関係――。

この関係性や意識が、これから、どこへ向かう途上にあるのか・・・と著者は問います。




古来の日本人は、自然崇拝――自然のあらゆる存在の中に、神をみていました。

そして、食物の恵みは神様からいただく賜り物であり、

その豊穣を祈り、願い、また感謝するのが「祭り」だったわけで。

祭囃子や、神楽なんかも、もともとは「神様に喜んでもらうため」ですしね。

自然――神様は、恵みを与えてくれる存在であり、

同時に、畏怖する存在だったわけです。


最近の、

九州北部の大雨。

やはり、そこには、なにかしらの意味があるのかなぁ~

なんて考えてしまいます。

もちろん、考えてわかるようなものじゃないですけどね。

幸い、私の住んでいる島には、大きな被害はまだありませんが、

今日も、雷が落ちまくって、いまもまた遠くで鳴り響いています。


自然からの警鐘。


昨年の震災にしても、

もう、それ以前からの異常気象にしても、

自然――神様の警鐘なんだ、という気がしてなりません。

それは少しずつ…

けれど、だんだんと大きく、荒々しく、

私たちに「変えなさい」と告げてきている。


・・・まあ、そんなことも考えながらこの本を読み進めています。


さて、お次♪

その、震災後に露顕した、原発のあれこれ。

私も最近、気づくとそれに関係したことを考えていますが、

そのきっかけとなったネットLIVE「NO NUKES 2012」

で、初めて興味を持ったこの方♪

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じゃーん!

いまさらながら、坂本龍一氏であります。

この方が、どうしてこの音楽の世界に入ったのか、

そこまでの歩み――生い立ち、出来事、影響を受けた音楽、人間、その思想…

などが記された初の自伝です。

氏が、高校、大学と進んだ時代は、

日本は「安保闘争」の時代であり、

彼もデモに参加したり、バリケードを張ったり、討論したり、と

学生運動に身を投じていたようです。

へぇえ~(笑)


そうそう、気になっていたんです。

反原発を訴え、新聞に取り上げられる著名人が、

「どうして、この世代・・・頭の白い人たちばかりなんだろう?」って。

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そうか~、

この世代は、「声を上げた時代」を経験してきた人たちだからなんだろうな。

と、妙に納得。


安保闘争は、私が生まれた年に沈静化したけど、

私が通っていた大学も、かつてその時代には中心となって活動していたこともあって、

「二十歳の原点」(高野悦子著)という本で読んだことがある。


先日、国会前のデモでの氏のインタビュー映像をYOU TUBEで見たけど、

「40年ぶりに国民が声を上げたんです」と。

「僕も、音楽家だとかそういうことは関係なくて、

 ひとりの市民として参加しています。」と。


激動の時代の中で、思索し、論争し、団結し、声を上げ、

青春時代をおくってきた人たちだからこその底力というのか。

エネルギーなのかなぁ、と。


だから、なんだかね、

自分も含め、ちょっぴり情けないような気分にもなりました。

いや~

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